久しぶりにレッスンのことを書いてみます。
プロ養成講座では、
カリキュラムの全過程を終えた後に
様々な現場でいろんな着姿に遭遇する場合に備えて
もしも…こんな場合は、、、に、
対応できる着付けの技術の補足授業を行っています。
「着付け師」として、
現場を踏む前に予め下準備や前日に練習するなどの話は
よくあることです。
このページをご覧のアナタも”着付け師として”
どう対応対処するか?
((いっしょにお考えください))
例えば
以下のような方のケースの場合
予期せぬお客様が急に目の前に現れた場合のパターンの一つ。
((現在ステージアップのために学んでいる生徒の今回の悩みがコレでした。))
↓
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身長 150センチ以下
体型 全体的に丸い感じでお腹周りが大きめで背中にも丸みがあるお方に
(着る着物 は、お下がりの洗える着物(サイズは、身幅かわ足りず合ってない)
『カッコよく着る着付けを教えてほしい』と、、、いわれました。
カッコよく、、、、、、、w
先ず、教授する前に、、
その方の着付けを見てどこまで手直してあけられるか、、、
「着付け師」であるアナタならどこをどう手直しをしてあげますか、、、?
画像のボディは、胸周り胴回りにタオルを巻いて
土台を作りその(相談者)方の体型に似せ着方も再現したものです。
これは、ボディちゃんですが、、
年齢を想定するといくつくらいのどんな方に見えますか?
街でもたまに見かける着姿ですね。
おそらく現実よりは、ましな着付けかと思われますが…<辛口御免!>
お客様の着物は、サイズが合ってないということでしたので、、
そこは、少々の見た目の着付け具合が違うかとも思われますが
これも一例とお考えください。
チェックポイントは、いくつかありますね。
さぁ、どう手直しして差し上げますか?
どこまでお客様のイメージをよき方向に変えて差し上げられるか
「着付け師」の技術とセンス そして、いかに機転が利くか
を問われるところでもありますね。
着付けをする仕事だけが着付け師の仕事ではなく、、
着付けの最終形は、ただ着せるのではなく いかに素敵に着せられるか
、、、ではないでしょうか。
<いっしょに考えてみてください。>
今回の着物、帯小物の組み合わせは、レッスン用を使用していますので
コーディネートについては無視してください。
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➁へつづく>>
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美付師 濱田久代
着物”粋様”
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