””着付けのプロと呼ばれる…ために、、、
『着付け師』を目指している方の希望に応えて、
昨年からスタートした“プロ養成講座“の特訓授業は、
夏場も順調に続行中です。
マンツーマンによる個別指導は、
師と生徒の真剣な濃密な時間です。
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今回のテーマは、
ミセスの第一礼装である
黒留袖(比翼付き)
着せ方と二重大根の帯結び。
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結婚式では、よく見かける着物です。
ご親族が祝いの席に着る礼装用の着物ですが、、
新郎新婦の側で両人を引き立てながらも引き立ち際立っている存在でもある
大切な役割をもった衣装です。
着装を、依頼される方の意識は、
なかなかのものです。
だから、、
ただ着せ付けすればよい、
というものではありません。
お慶びの気持ちを重ねて、、
二重太鼓を結ぶ。
ご親族の門出祝いの日に
大切な気持ち、丁寧な気持ちで着せて差し上げたいものです。
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着付け師としての立ち居振る舞い、
考え方、マナーなどを勉強して
さらに向上し
プロへと成長する課程を習得していくための講座です。
レッスンは、
マネキンボディ大小と人体ボディを交えながら身長や体型に合わせた
補正をするところから始めていきます。
そして、
道具もなるべく使わず、、
昔ながらの手結びを練習していきます。
こういうことが文化だとすれば、、とても大切なことですし
また、その技法なども残したいものですね。。
今回は、受講生の持参した黒留袖にサロンで用意した昭和アンティークの袋帯
(大胆なな亀甲柄)を締めてもらいました。
羽二重の黒留袖の裾合わせ、二重の衿合わせ、柄合わせ、
太鼓部分の二重合わせ、帯の締め具合、二重大根の大きさ形バランス、
帯揚げの処理、、など細部まで細くチェックしながらの完成です。
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当講座の課程においては、他装ばかりではなく、
自装も時折、取り入れます。
何故ならば…自分で着れない人が他人様に
上手に着せ付け(他装)することは無理だからです。
<たまに、、見かけます。自分は、着れないけど、、着せてあげてる人、、。>
<着せた方のその時のシーンや立場のことや、、理解した上で上手に着付けできているでしょうか、、>
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-次回は、訪問者と黒留め袖の着方(自装)と着せ方(他装)の復習です。
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<過去の講座の様子をご覧いただけます>
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■ プロの「着付け師」をめざす方へ <2015.11>アーカイブ
■「着付け師」になるための…プロ養成講座c-④ <2015.9>アーカイブ
■「着付け師」になるための…プロ養成講座c-③ <2015.9> アーカイブ
■「着付け師」になるための…プロ用英講座c-② <2015.9> アーカイブ
■ 生徒から届いた、、”嬉しいメール” <2015.9>アーカイブ
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■「着付け師になるための…プロ養成講座」-生徒募集-随時受付中!!
<お申し込み受付は随時行っております>